2024/03/18 18:24
入学や進学、あるいは退職や退官の節目に贈るギフトとして、
和田挽物さんとFDが手がけた GRIND 挽物ペン をおすすめとしてご紹介いたします。
和田挽物さんの創業40周年を記念して生まれた特別なペン
和田挽物さんは、金属を削り出して成形する旋盤加工を得意とする工房です。
創業40年、主にネジなどの部品を製造する下請け工場として活躍してきました。
しかし、彼らは自社の製品を持たず、その仕事を説明することが難しいと感じていました。
そこでFDは挽物の技術をより広く知ってもらうえるようなオリジナルの製品を作ることを提案し、
和田挽物創業40周年を記念してクラウドファウンドで挽物ペンを開発しました。
書き味の追求と日常使いの高品質なペン
ペンを使う際に重視されるポイントの一つに書き味があります。
多くの場合、手に取るペンは各文房具メーカーが書き味を追求して開発された製品です。
しかし、価格設定の関係上、外装はプラスチック製のものが一般的です。
ここで、和田挽物さんとFDが目指したのは、「手に届く価格帯でありながら、高品質なペン」。
既存のリフィルに合わせてパーツを削り出すことで、外装をカスタマイズできる挽物ペンを開発しました。
高品質なペンの誕生:素材とデザインの融合
挽物ペンは、アルミニウムという耐食性に優れた素材を採用しています。
アルミニウムはその切削性の良さから、挽物の材料として好んで使われます。
さらに、ペンのデザインにも挽物の技術がモチーフとして活かされています。
キャップは切削する前の無垢の角材の形をモチーフにし、
ボディは旋盤で回して切削された円柱の形を採用しています。
キャップが角ばっているため、デスクなどに置いても転がりにくいという利点もあります。
リフィルには根強いファンの多いペンてるトラディオプラマンを選びました。
プラマンは「プラ」スチックの「万」年筆が由来であり、
万年筆の書き心地を再現した樹脂製のサインペンです。
追求された書き味をプラスチックの外装により安価に手に取れる製品ですが、
挽物ペンで外装をカスタマイズすることで見た目にもこだわった
「手に届く価格帯で日常使いできる高品質なペン」を挽物屋の技術で実現しました。
留意点として、万年筆を再現したトラディオプラマンだからこそ、
製品の特性上インク漏れを起こす場合がございます。
挽物ペンは2019年から開発しておりましたが、
和田挽物さんがインク漏れを気にして商品化に至らなかった経緯がございます。
もしプラマンをご使用になられたことがない方は、
お試しいただいてからご検討いただく方がよろしいかと思います。
贈り物としての価値:日常使いできる高品質な贈り物
パッケージはオリジナルの貼箱で贈り物にもぴったりです。
無料でギフトラッピングも承っておりますので、ご希望の場合は備考欄人ご記載ください。
入学や進学、あるいは退職や退官の節目に相応しい贈り物を探している方は、
ぜひこのペンを検討してみてはいかがでしょうか。